人の心まで凍る様な寒さの朝、キジが事務所近くに来る
ので落花生を一握りつまんでまいた。
これを、1週間位続くとカラスがやってきて、キジの為に蒔
いた豆を食べ始めたのだ。
カラスも来る事は分かっているが、何故か腹が立つ。
「コラーッ」と、大声を出して追っ払う。
すぐ後からくるので無駄だ。
キジは、カラスを追っ払う事が出来たのか出来ないのか分
からないが、今度は木の幹とか枝の密集している所に蒔く
ようにした。
朝の7時から8時30分位の間にキジが登場だ。
カラスは、午後の3時頃となっている。
それなら、私が蒔いた物ほとんどがキジが食べているから
心配しなくても良いのではないかとなるけど、納得いかない。
この出来事を、家に帰ってから家内に話した。
「キジっ子って、寒い冬に風にも吹雪にもにジーッと、身動
きせずに我慢しているんだよ」っと、調子ずれた返事がきた。
何だかんだと色々ある厳しい寒さであるけど、が平和である
から、耐えられるということか。
春風するめ