去年は良かったと過ぎ去った事ばかり思うのではなく、
去年の経験の上にたって躍進の年と、心得て行く姿勢だろう。
ここまでは、格好いい言葉だ。
年々歳々、商売はじめ何事するにしても厳しい。
この事は、毎年誰もがいう言葉だし聞かされ、自分の話してきた。
今年もとか、自分のことばかり考えていると何か不足していない
かと柄にも無く振り返ってみると、思いが浮かんできたニュースが
ある。
去年の11月の下旬のニュースだけど、ツバメが40%も少なくなっ
てきているという報道を思い出した。
この原因は、家にツバメの巣を取り除く家が多くなったのと家の新
旧交代進んでいるのが主な原因のようだ。
40年前には、札幌市内でもツバメが結構飛んでいたし、会社、
個人宅、お店の軒さしに巣があって、暖かい雰囲気があって羨まし
かったこと覚えている。
私が住んでいた家には巣がなかったからだ。
ツバメは、害虫を食べているので益鳥だと教えられていたが。
それでも時代が変わると、この巣があるため糞で汚いということで
駆除されるのだ。
この話を聞くと、当時の人はツバメと一緒に暮らすという意識らしい
のがあったのは、どこへいったのだろうか。
時代と共に感性と価値観が変わる現実に、心痛める。
さて、自分自身の思いとかけ離れて周りの人に迷惑を掛けていない
だろうか。
新年を迎えるにあたりどのような姿勢でいこうか。
春風するめ