我が社の事務所は札幌市の郊外にあるので自然が豊かで四季折々の風景が楽しめます。 今年は冬の間、事務所の窓の外に毎日のように雄の雉が来てました。各々がひまわりの種やピーナッツを買ってきて窓から投げてやると嬉しそうにぴょんぴょんはねながら近寄ってくるがそれでも警戒してすぐそばまで寄ってこない。しかしその愛らしい仕草は事務所の人気の的となった。餌もエスカレートしてピーナッツは「中国産はだめだよ。千葉県産に限る」と高いのを買ってくる始末。 春になってツガイで来たのを最後に見なくなった。いい伴侶を見つけて良かったね。尻に敷かれるなよ。来年もまたおいで。
つい最近、某テレビ局で岩見沢の特集をやっていた。岩見沢出身の女子アナが雉を飼っている農家を訪ねて、雉を見つけて「かわゆーい」とかん高い声を張り上げていた。普段から雉を見ていた身としては、そうだろうとうなずいて見ていた。それからまもなく同じアナウンサーが雉の焼肉を食べて、「うーん、美味しーい」と言ったのにはびっくりした。人間が食べるために飼育されているので食べられるのは仕方がないがそれにしても「かわゆーい、美味しーい」はないだろう。 雉のご冥福をお祈りします。 人生黄昏